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ビリー・シーン(MR.BIG)のプロフィール
ビリー・シーンは、アメリカのハード・ロック・バンド、MR.BIGのベーシスト。
MR.BIGの活動の他に、TALAS、NIACIN、スティーヴ・ヴァイ、デイヴィッド・リー・ロス、THE WINERY DOGSなど様々なバンドで活動。フィンガーピッキングを多用し、ほぼピックで弾くことはない。最も影響を受けたベーシストは、ティム・ボガート。
ビリー・シーン(MR.BIG)の名言/言葉
誰だって個人的に悲劇に遭遇することはしょっちゅうある。もう立ち直れないと思うほど酷い体験をするかもしれない。でもそれが素晴らしいレッスンになる。
不治の病に冒された人や、家族の誰かが自殺してしまった後、MR.BIGの音楽に支えられたっていう人までいる。かなり重いんだけど、それぐらい音楽というのは意義がある。
生きてきて、いろんなことがダメになったけど、続けていく以外何も出来なかった。誰にでもそんなことがあると思う。続けるしかないんだ。車のタイヤが落ちてしまっても、転がり続けるしかない。
俺達は不可能を可能にした。誰もが、どうせ再結成してもロクなことは出来ないだろうと思っていたに違いないけど、俺達はその予想をいい意味で裏切り、ただの再結成バンドでないことを証明した。
MR.BIGではオーディエンスとの間に素晴らしい絆があった。ただお金を奪って逃げるようなバンドもいるが、MR.BIGはたくさんお返しもしたし、彼らからは多くを与えられた。この関係が続くことを願うよ。
いっぱい汗かいて、いっぱい歌って、いっぱい走って・・・MR.BIGの素晴らしさはリアルな歌と演奏だ。
俺はVAN HALENを愛しているし、伝説だと思っている。ただ、俺にとってはあのバンドは今もマイケルとエディとアレックスとデイヴのラインナップなんだよ。
俺にとってオリジナル・ラインナップは聖域なんだ。
俺達は1日じゅう曲を書いていられる。人は変なことを考えたり先入観を持ったりするけど、俺達は演奏を続けて、出来得る最高の作品を作り続けるだけさ。
困難な状況だからこそ最高のアートを作り上げられる、ということもある。時に、最高のアートは逆境の中から生まれるものだ。逆境が、それを乗り越える勇気を与えてくれる。
日本でやるライヴというのは俺達全員をインスパイアする力を持っていて、今よりもっといいプレイヤーに、もっといいシンガーに、もっといいソングライターになりたいと思わせてくれる。
ミュージシャンというのは、なぜ自分がプレイしているかを見失ってしまうことがある。
あらゆる音楽を体験するってことは、演奏がより豊かになるってことだ。
歌うことはとても重要なことだ。歌うベーシストっていうのは、誰にしても、歴史に残るような素晴らしいミュージシャンだよ。例えばポール・マッカトニー。スティング、レミー・・・・皆、最高の“歌うベーシスト”さ。
バンドのメンバーは、悪口を言うよりも、お互いを理解する努力をするべきだと思う。誰だって色々なことを経験するんだし、それぞれに人生があるんだからね。
バンドの皆で曲をプレイしながら仕上げていく時、俺は日本のオーディエンスが前にいると想像する。そうやって作った曲を実際にライヴで披露できると思うとゾクゾクしてくるね。
MR.BIGのはいいバランスを保ってきたと思うよ。楽器隊とシンガーとのね。
MR.BIGは誠実さを忘れたくないから、ライヴではサンプリングは使わないし、レコーディングも勿論全部自分達で歌い、プレイしている。
自分のパートを上手く弾きこなすのにかなり努力が必要な曲にチャレンジするのは好きだ。自分を掘り下げて、自分の能力を引き出すのが好きなんだ。
俺は金やものに動かされる人間じゃない。
俺にとってツアーは生き甲斐だ。
エリック・マーティンがもしMR.BIGのヴォーカリストでなくても、今でも俺は彼ほど俺に訴えかける声の持ち主はいないと思っているよ。
1つのプロジェクトが大成功してくれると、人間というものは新たなる可能性にどんどん気づくものなんだと思う。
ベーシストとして、俺はライヴに行くとまずドラマーをチェックしているんだ。自分でもある程度までならドラムスが叩けるし、勿論ドラマーの存在はベースプレイにも影響してくる 。
レコードビジネスが縮小の一途を辿っているのは、多くのバンドが焦ってレコードを作って、大して良くない作品が多いせいもあるんじゃないかな。
俺には、俺達と日本のファンの絆は永久不変なものだっていう確信がある。
どんなに優れたソングライターのアイディアであっても、他人が客観的に聴けば、気になる部分は出て来る。
この歳になると、一番大事なのはステージに上がる時だってことが判っているし、それ以外のことは昔ほど気にならないんだ。
ギタープレイヤーは常に頭の中で先を見ているから、自分が求めているように進んでほしいと思う。俺が一番好きなギタープレイヤーはハメを外してジャムをする人達なんだ。
バンドには、外部の人間で全員と話が出来る人物が必要だ。皆とやっていけて、問題が起こった時に仲介したり緩和したり出来る誰かがね。
ミュージシャンとして向上していくためには、あらゆる経験を積んでいかなければならないと思ってる。ずっと同じことをやっていると新鮮さが失われてしまう。
しばらく狭い世界にいると、MR.BIGのような自由世界に戻った時、凄く新鮮な気持ちになれる。そして、その自由が物凄くありがたいものに思えるんだ。
ビリー・シーン(MR.BIG)を知るならこのアルバムは必聴です♪
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